2022年1月14日発売「スターバース」の
収録カードに「ガブリアス」がいます。

このガブリアス、
「おんそくかいひ」
という特性を持っています。
効果は
「自分の番に、このカードを
手札から出して進化させたとき、
1回使える。
次の相手の番の終わりまで、
このポケモンは、
相手のポケモンから
ワザのダメージや効果を受けない。」
とあります。
この「おんそくかいひ」ですが、
他の効果と比べて、
実は裁定が複雑です。
結論はこちら
まず、この効果ですが、
実はベンチに戻っても消えません。
公式Q&Aを見ると

と、ベンチに戻っても特性がはたらくことが分かります。
改定されたルールガイドを見ると、
バトルポケモンが受けている
「特殊状態」や
「ワザの効果」も全て無くなると記載されています。


例えばザシアンVのワザ
「ブレイブキャリバー」を使った次の自分の番、
一度ベンチに戻れば同じザシアンVでも
「ブレイブキャリバー」を使えます。

これは「ブレイブキャリバー」の
「次の自分の番、このポケモンはワザが使えない。」
という効果が、ベンチに戻ると消えるためです。

ベンチに戻るメリット(ブレイブキャリバーなど) : ポケカ研究所ブログ (pokeca-lab.net)
では、なぜガブリアスの
「おんそくかいひ」の効果は、
ベンチに戻っても消えないのでしょうか。
ここで公式Q&Aの範囲を
「スタンダード」から
「エクストラ」に広げてみます。

過去に「ガブリアス」と同じ効果の特性を持つ、
「ゲッコウガ」に関するQ&Aを見てみます。

Q&Aを見ると

「特性によってかかる「持続する効果」は、
ベンチにもどった場合でも無くなりません。」
という記述があります。
では、「持続する効果」とは、
一体どこまでの範囲をいうのでしょうか。
例として、「マナフィ」の
「なみのヴェール」を挙げてみます。

「なみのヴェール」の効果は、
「このポケモンがいるかぎり、
自分のベンチポケモン全員は、
相手のワザのダメージを受けない。」
と、一見「持続する効果」に見えます。
しかし、
「なみのヴェール」は
持続する効果として扱われません。
では「持続する効果」との違いはなんなのか、
「ガラルマタドガス」の特性を使ってみてみましょう。

まず、相手のバトル場に
「かがくへんかガス」がはたらく
「ガラルマタドガス」がいるとします。
この場合、「かがくへんかガス」の効果によって、
「なみのヴェール」は無くなります。

同様に「かがくへんかガス」が
相手のバトル場ではたらいていたら、
自分の「ガバイト」が「ガブリアス」に進化しても、
「おんそくかいひ」を使うことはできません。
これは、進化した直後から
「かがくへんかガス」の効果を受け、
特性が無くなってしまうためです。

しかし、
既に「ガブリアス」が
「おんそくかいひ」を使っている状態で、
「ガラルマタドガス」がバトル場に出てきても、
使った「おんそくかいひ」の効果
(「次の相手の番の終わりまで、
このポケモンは、
相手のポケモンから
ワザのダメージや効果を受けない。」)
は無くなりません。
「おんそくかいひ」という特性は無くなりますが、
「おんそくかいひ」によって
得た効果(持続する効果)は、
無くならないという裁定になっているようです。
これは、「おんそくかいひ」が
「次の相手の番の終わりまで、
このポケモンは、
相手のポケモンから
ワザのダメージや効果を受けない。」
という効果(持続する効果)を付与する効果であり、
特性がなくなっても、
付与した効果は持続するという解釈であるといえます。


■結論
「おんそくかいひ」を使った後、
ベンチに戻っても、
特性が消える効果を使われても、
「おんそくかいひ」の効果は消えません。
ちなみに同様の「持続する効果」を持つカードは
ガブリアス以外に
「ミミッキュV」がいます。

ミミッキュVは「ポケモンV」なので、
特性「ダミードール」を使った次の相手の番、
例えば相手に「頂への雪道」を使われても
「ダミードール」の効果は消えません。

あまり出会うことのない状況ですが、
先に「持続する効果」を使われたときは、
注意する必要があります。
end
ガブリアスが収録されているのはこちら↓↓
収録カードに「ガブリアス」がいます。

このガブリアス、
「おんそくかいひ」
という特性を持っています。
効果は
「自分の番に、このカードを
手札から出して進化させたとき、
1回使える。
次の相手の番の終わりまで、
このポケモンは、
相手のポケモンから
ワザのダメージや効果を受けない。」
とあります。
この「おんそくかいひ」ですが、
他の効果と比べて、
実は裁定が複雑です。
結論はこちら
まず、この効果ですが、
実はベンチに戻っても消えません。
公式Q&Aを見ると

と、ベンチに戻っても特性がはたらくことが分かります。
改定されたルールガイドを見ると、
バトルポケモンが受けている
「特殊状態」や
「ワザの効果」も全て無くなると記載されています。


例えばザシアンVのワザ
「ブレイブキャリバー」を使った次の自分の番、
一度ベンチに戻れば同じザシアンVでも
「ブレイブキャリバー」を使えます。

これは「ブレイブキャリバー」の
「次の自分の番、このポケモンはワザが使えない。」
という効果が、ベンチに戻ると消えるためです。

ベンチに戻るメリット(ブレイブキャリバーなど) : ポケカ研究所ブログ (pokeca-lab.net)
では、なぜガブリアスの
「おんそくかいひ」の効果は、
ベンチに戻っても消えないのでしょうか。
ここで公式Q&Aの範囲を
「スタンダード」から
「エクストラ」に広げてみます。

過去に「ガブリアス」と同じ効果の特性を持つ、
「ゲッコウガ」に関するQ&Aを見てみます。

Q&Aを見ると

「特性によってかかる「持続する効果」は、
ベンチにもどった場合でも無くなりません。」
という記述があります。
では、「持続する効果」とは、
一体どこまでの範囲をいうのでしょうか。
例として、「マナフィ」の
「なみのヴェール」を挙げてみます。

「なみのヴェール」の効果は、
「このポケモンがいるかぎり、
自分のベンチポケモン全員は、
相手のワザのダメージを受けない。」
と、一見「持続する効果」に見えます。
しかし、
「なみのヴェール」は
持続する効果として扱われません。
では「持続する効果」との違いはなんなのか、
「ガラルマタドガス」の特性を使ってみてみましょう。

まず、相手のバトル場に
「かがくへんかガス」がはたらく
「ガラルマタドガス」がいるとします。
この場合、「かがくへんかガス」の効果によって、
「なみのヴェール」は無くなります。

同様に「かがくへんかガス」が
相手のバトル場ではたらいていたら、
自分の「ガバイト」が「ガブリアス」に進化しても、
「おんそくかいひ」を使うことはできません。
これは、進化した直後から
「かがくへんかガス」の効果を受け、
特性が無くなってしまうためです。

しかし、
既に「ガブリアス」が
「おんそくかいひ」を使っている状態で、
「ガラルマタドガス」がバトル場に出てきても、
使った「おんそくかいひ」の効果
(「次の相手の番の終わりまで、
このポケモンは、
相手のポケモンから
ワザのダメージや効果を受けない。」)
は無くなりません。
「おんそくかいひ」という特性は無くなりますが、
「おんそくかいひ」によって
得た効果(持続する効果)は、
無くならないという裁定になっているようです。
これは、「おんそくかいひ」が
「次の相手の番の終わりまで、
このポケモンは、
相手のポケモンから
ワザのダメージや効果を受けない。」
という効果(持続する効果)を付与する効果であり、
特性がなくなっても、
付与した効果は持続するという解釈であるといえます。


■結論
「おんそくかいひ」を使った後、
ベンチに戻っても、
特性が消える効果を使われても、
「おんそくかいひ」の効果は消えません。
ちなみに同様の「持続する効果」を持つカードは
ガブリアス以外に
「ミミッキュV」がいます。

ミミッキュVは「ポケモンV」なので、
特性「ダミードール」を使った次の相手の番、
例えば相手に「頂への雪道」を使われても
「ダミードール」の効果は消えません。

あまり出会うことのない状況ですが、
先に「持続する効果」を使われたときは、
注意する必要があります。
end
ガブリアスが収録されているのはこちら↓↓
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