新弾「ロストアビス」に収録される「ネジキ」。
ネジキ


場とトラッシュのたねポケモンを入れ替えるという、
特殊な効果を持っているサポートです。


色々なことができるカードですが、
できないこともあるので解説していきます。



※以下ルール解説の根拠は「ネジキ」に加え、
同様の効果である「ニンジャごっこ」の公式Q&Aを参照しています。

ニンジャごっこ





まず基本的な効果の説明ですが、
ついているカード、
受けている特殊状態や効果など全て引き継ぎます。
ネジキ1

              ↓↓↓
ネジキ2



「ネジキ」の効果で一番分かりづらいのが
「など」という点です。
ネジキ3


これは、受けている効果全般も引き継ぐということですが、
どのようなものを指すのでしょうか。


例えば「次の自分の番、このポケモンはワザが使えない」
という効果も引き継ぎます。

ゲノセクトVの「テクノバスター」を使った次の自分の番、
「ネジキ」で「ゲノセクトV」とトラッシュのポケモンを入れ替えると、
入れ替えたポケモンは、この番ワザが使えません。
ネジキ6ワザが使えない


同様に、
「ワザを使えない」状態を与えるワザを受けても引き継ぎます。
ネジキ10ワザ使えないを受ける


新しく出たポケモンでワザを使う場合、
ベンチと入れ替える等の対処が必要になります。


また、「前の番から場に出ている」という状態も引き継ぎます。
そのため、前の番から場に出ているポケモンと入れ替えると、その番の間に進化できます。

ネジキ進化



他には、「ダメージを受けた」という状態も引き継ぎます。

下の画像のように、
前の番に200ダメージ受けたポケモンを「ネジキ」で入れ替えると、
入れ替えたポケモンの「カウンター」のダメージは「+200」されます。
ネジキ4カウンター




また、「特性を使った」という状態も引き継ぎます。

ゲノセクトVの「フュージョンシステム」のように、
自分の番に1回しか使えない特性を使った後、
「ネジキ」でゲノセクトVと入れ替えても「フュージョンシステム」は使えません。

なお、別の特性であれば「ネジキ」で入れ替えたポケモンの特性を使うことができます。

ネジキ9特性フュージョンシステム


ネジキ8特性




なお、引き継げそうで引き継げない効果もあります。
例えばミミッキュVの特性「ダミードール」です。

「ダミードール」を使ったミミッキュVにしか効果が適用されないため、
入れ替え先がミミッキュVだったとしても、
ダメージを受けてしまいます。

ネジキ5ダミードール



また、「かかっている効果」ではない効果は引き継げません。
自動的にはたらく特性もその一つです。


例えば「ドンカラスV」の「ドンのふところ」です。
「ドンのふところ」の効果で「ポケモンのどうぐ」が2枚以上付いているとき、
「ネジキ」で入れ替えた先のポケモンは1枚しか付けられません。
ネジキ7特性




別の方向性でいうと、
ダメージを受けているポケモンと入れ替えて、
あえて「きぜつ」させることができます。


ネジキ11きぜつ


相手が既に取ったサイドの数だけメリットを得られる
「かがやくリザードン」と組み合わせると有効な場面があります。
かがやくリザードン




また、特殊な効果でしか場に出せないポケモンを、
「ネジキ」で選んで場に出すことはできません。
ネジキとヌケニン

ヌケニン



かかっている効果の消し方(ベンチへ戻る) : ポケカ研究所ブログ (pokeca-lab.net)