同じ名前の特性でも裁定が違う!?
ポケモンカードでは、
同じ名前の特性を持っていることがあります。

基本的には効果が同じ、
または選べる枚数やダメカンの数が少し違う、
という程度の違いしかありません。

しかし、実は一部のカードで、
裁定が異なることがあるんです・・・!

基本的に同じ名前の特性なら効果も同じ


例えば「キルリア」「サーナイト」
は同じ特性(リファイン)、同じ効果ですね。
リファイン


また、「ジメレオン」「インテレオン」は
どちらも「うらこうさく」を持っていますが、
選べる枚数が違います。
うらこうさく



裁定が違う特性「とりひき」
ではこちらの場合はどうでしょうか。
とりひき

どちらも同じ名前の特性「とりひき」
を持っており、引ける枚数も2枚です。


しかし自分の山札が0枚の時、
「ゾロアークGX」は「とりひき」を使うことができ
「レパルダス」は「とりひき」を使えません

では、なぜそんな違いがあるのでしょうか。


大きな違いは「その後」

ゾロアークGXには効果の一文に「その後」があり、
レパルダスにはありません。

この一言の有無で裁定が大きく変わります。


「手札をトラッシュする」は
状況の変化ではない


基本的にはカードの効果は、
使っても状況が変わらないとき
使うことはできません。

公式ルールガイドより抜粋↓↓
特性の宣言


そして「手札をトラッシュする」ことが
使用条件の場合、
「手札をトラッシュする」は
ルール、状況変化として扱われません。

トラッシュすることで起こる変化」が
必ず必要です。

参照:ガラルフリーザーV「さいこうちく」公式Q&A
ガラルフリーザーV参照


そのため、自分の山札が0枚の場合、
自分の手札をトラッシュできたとしても、
レパルダスの「とりひき」を使うことはできません。
レパルダス



「その後」があれば前文には従える
ではゾロアークGXの場合はどうでしょうか。

ゾロアークGXの「とりひき」は
「自分の番に1回使える。
自分の手札を1枚トラッシュする。
その後、山札を2枚引く。」

「その後」という一文があるので、
その前の「自分の手札を1枚トラッシュする」
さえ実行できれば、
山札が0枚でも「とりひき」を使うことができます。

↓公式Q&A参照
ゾロアークGX参照



同じ名前の特性でも注意を!
レパルダスとゾロアークGXは
レギュレーションが大きく離れているので
発生した違いかもしれませんが、

同じ名前の特性だからといって、
実はテキストが少し違うこともあります。

こんなケースはほとんどないと思いますが、
同じ名前でもテキストをしっかり読み、
公式Q&Aの結果を解釈するようにしましょう。




その後のルール説明「マリィ」と「ジャッジマン」の場合
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